2010年4月9日金曜日

SAS 9.2の新機能 SAS Download Managerとは?

SAS 9.2から新しく追加された SAS Download Managerが何物なのか調べました。結論としては、日本では使えないツールです。SASテクニカルサポートにも確認しました。

そもそものきっかけは、次の仕事に備えて、SAS9.2のソフトウェアデポに含まれているライセンスを更新しようとしたところから始まります。デポの管理でライセンス情報を更新しようとしたら、??あれSIDを入れ替えるボタンが無いことに気がつきました。

調べていくとSAS Download Managerでライセンス情報を更新するようになっていることが分かりました。使用法ガイドを読むと

>Javaで開発されたソフトウェアで、SAS社のリポジトリにアクセスして
>選択したソフトウェアオーダーをダウンロードするのに使います。

よくわからん説明です。この”オーダー”がライセンス情報で、既存又は新規のソフトウェアデポにオーダー情報を格納するのが、SAS Download Managerです。ここまでわかってほっとしたのですが、まだ落とし穴があります。

それは最初にSASから送られたOrder Noとインストールキーを入力しないと、SAS Download Managerからオーダー情報をダウンロードできないのです。次年度更新で送られるRenewalのオーダー情報は受け付けません。泣く泣く、メールボックスを探しますが見つかりません。

DVDのメディアに含まれていたOrder Noとインストールキーを入れたら「保留になりました」と、また分からないメッセージが出ます。使用説明にあるように契約部に電話したら、まったく話が通じなくてテクニカルサポートといったりきたりして困りました。分かったのは、SAS Download Managerは日本では使えない機能であること。配置イメージは無くなっていること。では、配置用イメージ相当の機能はあるかというと良く分からないような回答であきらめました。少し悲しいです。

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