2019年8月8日木曜日

牛乳パックで作るダイスタワー

ちょいと子供の自由研究ネタで、ダイスタワーを作ることになりました。確率の実験のちょっとした小道具として使うためです。で、ネットで探したものを3つほど試したのですが、もう少し作りやすくしたい。そんなこんなで改良して、作りやすいと思う方法をまとめました。心がけたのは以下の点です。

  • 工作しやすい
  • ダイスが転がり落ちる傾斜の角度を調整、固定しやすい
  • 加工するサイズが分かる
  • サイコロが回転しながら落ちる
  • ダイスタワーから転がりでる
  • ラッピングしやすい

必要なのは1Lの牛乳パックと、工作用のボール紙、カッター、定規、ホチキスです。


牛乳パックは、カッターで正面と背面の一部を切り取ります。
 サイコロが転がり落ちる傾斜の板をボール紙で作ります。両側の1.5cmの部分は、傾斜をホチキスで固定するために必要です。
折り目を軽くカッターでなぞってから曲げます。


切り欠きから傾斜A,Bを差し込んでホチキスで止めます。このとき、傾きを調整しながら止めてください。
難しかったところをメモしておきます。
傾斜や切り欠きのサイズが適当でないと、サイコロがタワーの出口で引っ掛かってしまいます。上の設計だと16㎜のダイスですんなり通ります。あと、傾斜の板はある程度弾力があるボール紙が良いです。試作で光沢紙を傾斜板に使いましたが、サイコロが弾まずストン滑り落ちて、ランダムになっているのか不安でした。

話はサイコロにズレますが、サイコロにドリルで穴開けして中身を確認すると、何個か気泡を含んでいるものがありました。何個かは重心に偏りがあるサイコロがあるわけです。これで実験すれば微妙に、偏った結果がでるかもしれません。でも回数を重ねれば、大数の法則で数字に表れてくるはず。

このダイスタワー、作ってみると、カラカラとサイコロが落ちる音は心地よくて、なんどもサイコロを振ってました。紙工作なんていうのは、何十年ぶりでちょっと新鮮でした。

参考にした”他の作り方”のリンクを載せておきます。先人の知恵に感謝です。
ボードゲームは、いつも turn the tide. >【3作目】 ダイスタワーを自作しました。 【スタンダード】
http://turnthetide.blog.fc2.com/blog-entry-411.html

石膏粉末工房 > ダウンロード
http://sekkoufunmatsu.web.fc2.com/

彬兄のブロマガ > 牛乳パックで作るダイスタワー