2016年12月1日木曜日

cleanwork -hostmatch は使いにくい

使っていないWORKを削除するcleanworkですが-hostmatchオプションで、少し嵌りました。共有ファイルサーバ上にWORKを配置し、複数サーバから使うことはままあります。I/O性能高いディスクを使ってリソースの一元管理をしたい、Gridの環境ときには良くある話です。

で、cleanworkのオプションに-hostmatch オプションがあってホスト名を指定して、他のサーバが作ったWORKも削除できるのですが、これは使っているWORKも削除する恐れがあります。straceで動きを追うと、PIDの存在チェックをしています。他サーバなので意味のないチェックです。で、あっさりとWORKを削除してしまいます。

ホスト名の指定も仕様が良く分かりません。FQDNで書くと削除されたり、短いホスト名だと削除されなかったり理解できない動きをしています。使用を細かく追うのは時間が惜しいので、-hostmatchは使わず、削除は各ノードから行うのが固い手順だと結論付けます。