2009年9月7日月曜日

SAS Log Utilityが役立つ場面

SAS Log Utilityはどんな場面で使うのか説明します。

  • SASプログラムの処理時間を短縮したいとき
  • SASプログラムの入出力を解析したいとき

SASプログラムの処理時間を短縮したいとき

SAS Log Utilityを使ってSASログを解析するとボトルネックとなっている処理を特定できます。SASログを解析して、データステップ/プロシージャ単位、データセット単位、マクロ単位で処理時間を集計することができます。集計結果をExcelに出力して、処理時間順でソートすることで、ネックとなっている処理が浮かび上がってきます。

SASプログラムの入出力を解析したいとき

他の誰かが書いたSASプログラムをメンテナンスしなければならない。でも、入出力仕様書も設計書もないとしたら、SASプログラムと実際のデータを紐解くしかありません。コメントの無い長いプログラムを読み解くとしたら、大変時間の掛かる作業になります。

SAS Log Utilityは、SASログを解析して、入出力のデータセット、ファイルをCRUD表として出力します。CRUD表はデータの流れを可視化して、プログラムの理解を助けます。

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