2018年4月5日木曜日

SAS Environment Manager 2.5 - 使いどころ

製品紹介から引用したSAS Environment Managerの説明 

SAS Environment Managerは、SAS配置の新しいモニタリングと管理システムです。リソースの自動検出、リモートシステムのモニタリング、個人用ダッシュボードと役割ベースダッシュボード、アラート、視覚化などの機能が実装されています。中間層とSAS Server層の両層のサーバーに対する、Webベースの管理、操作、事前予防型のモニタリングを提供します。SAS Environment Managerには、エンタープライズレベルの操作機能を提供するために、VMwareのHypericテクノロジの一部が組み込まれています。

私の説明

もしあなたが以下の条件に当てはまるならば、SAS Environment Managerの利用を推奨します。あまり浸透していないようですが、構築および運用で役立つ機能です。

  • SAS 9.4 Intelligence platform構成でかつ複数サーバ構成 
  • システムの安定稼働で監視が必要
  • 負荷テスト、ロングランテストで設定を調整したい

勧める理由

デフォルトで定義されているアラートでSASのエラー、Web Application Serverのヒープの枯渇など多く情報を収集してくれます。しかも複数サーバ構成でも、SAS Environment Managerのダッシュボードで把握できます。アラートの種類は多くて、経験測に従うよりかは網羅性が高いです。アラートですが、検索で”Service Architecture Alert Definitions"で検索すると一覧が出てきます。

負荷テスト、ロングランテストでWeb Application Serverの処理時間やTime Outの件数、クライアント数など豊富な指標(Hyperic HQ用語でメトリックス)が取得できます。SAS固有のメトリックス以外にも、CPU, Free Memoryなども取れます。メトリックスの値はチャートからCSVファイルに保存できますが、 Hyperic HQのコマンドを使って、テキストファイルに抽出することもできます。

負荷テストが求められる規模のシステムであれば、インスト、構成、初期設定の後にSAS Environment Managerを設定して、負荷テストで発生するアラートやメトリックスを点検することをお勧めします。

よくチェックするアラート

アラートの定義は多数ありますが、私がよくチェックしている項目を挙げます。アラートの一覧を知りたければ、検索で"SAS Environment Manager Service Architecture Alert Definitions"で検索すると資料が見つかります。

  • Webapp CPU Time in Garbage Collection > 30%
  • Excessive Time Spent in Garbage Collection
  • Webapp Heap Free Memory < 5% of Max
  • Workspace Server ERROR message in log
  • Logical Workspace Server Timed Out Clients
  • Object Spawner ERROR message in log
  • Metadata Server ERROR message in log
  • SASWork Disk Use % > 95
  • SASHome Disk Use % > 95
  • SAS License Termination

その他

SASのサービスを起動、停止もできるのですが、他の運用ルールとの兼ね合いがあるので喧伝していません。下手にユーザがサービス上げ下げすると困るから。もちろん、役割を定義してサービスのコントロールを実行できないようにすることも可能です。


2018年3月3日土曜日

EGで作ったSASプログラムを、バッチジョブ化する方法

割とよくある話ですが、調べるのに時間が掛かったのでメモしておきます。
EGで作った.SASのプログラムをJP1のようなジョブスケジューラから実行したいということは良くあります。このとき、Metaデータに登録されているライブラリをどうやって定義するのか?

元ネタは以下の記事です。
how to write a .sh file to run a sas program

$ /opt/sas/config/Lev1/SASApp/sas.sh -nodms -sysin ~/foo.sas -log ~/foo.log
$ grep '論理' ~/foo.log
NOTE: ライブラリ参照名SASDATAは論理サーバーから正常に割り当てられました。
NOTE: ライブラリ参照名STPSAMPは論理サーバーから正常に割り当てられました。
NOTE: ライブラリ参照名ACMは論理サーバーから正常に割り当てられました。
NOTE: ライブラリ参照名ARTIFACTは論理サーバーから正常に割り当てられました。
NOTE: ライブラリ参照名EVDMは論理サーバーから正常に割り当てられました。
NOTE: ライブラリ参照名KITSは論理サーバーから正常に割り当てられました。
NOTE: ライブラリ参照名EVDBは論理サーバーから正常に割り当てられました。
$
当然ながらPre-Assignされていないライブラリは明示的にSASプログラム内部でLIBNAMEステートメントを書いてください。

2018年2月6日火曜日

SAS基盤構築のサービス色々

SASの基盤構築に噛んでますが、色々やることあります。


2018年1月17日水曜日

SAS Visual Analyticsの負荷テストでNeoLoad

SAS Visual Analyticsの負荷テストで、NeoLoadのFree Editionを使いました。
Classic ModeだとAMFがエラーになりますあ、VAのプラグインのJARファイルをNeoLoadのプロジェクトに登録することですエラーを回避できます。
設定箇所はEdit > Preference > Project Settings > Modules Managerです。
JARファイルは、SAS_HOME/SASVersionedJarRepository/eclipse/plubinsの下にある1200程度のファイルです。

4年ほど前にJMeterを少しだけ触りましたが、それと比べてNeoLoadは分かりやすく操作性が良いツールです。

2017年10月12日木曜日

SMCの権限テンプレートをわかりやすく

SAS9との付き合いも長いのですが、その中で権限テンプレート(Access Control Template)は使う機会がありませんでした。でありますが食わず嫌いを返上して、自分がわかりやすいという順序で、認証タブとACTの説明を試みます。

認証タブのチェックの色

基礎知識として、認証タブの拒否と許可のチェックの背景色について説明します。チェックの背景色には意味があります。下の例は、許可(Grant)のチェックは背景色が白です。
こちらはグレーと緑の背景色があります。
背景色が白は、明示的な許可または拒否(explicit settings)を、背景色が緑は、アクセステンプレートの設定による許可または拒否(ACT settings)を、背景色がグレーは、上位のオブジェクトから継承した設定(indirect settings)を意味します。

設定の優先順位は、明示的な設定(白)、その次にACT(緑)、上位からの継承(グレー)の順番です。権限テンプレートで、RM(Read Metadata)を許可しても、明示的に拒否を設定することができます。

ACTとは?

古い資料を読むと、「ACTは、複数のリソースに適用できる、再利用可能な認証テンプレートです」とありますが、私にはピンときませんでした。私の言葉で言い換えます。

  • ACTは、SASフォルダに格納されているオブジェクトに適用する許可/拒否の権限設定
  • ACTは、複数のオブジェジェクトに同じ権限を設定するときに使う仕組み

ACTはどのような場面で使うのか?

ACTの具体的な使いどころは、My Folderの設定を確認すると分かりやすいです。自分のMy Folderの認証タブを開き、Access Control Templateのボタンを押すと、Private User Folder ACTというテンプレートが適用されていることがわかります。ACTは同じ権限設定を複数のフォルダ(正確にはメタデータのオブジェクト)に定義するときに役立ちます。

2017年7月5日水曜日

Enterprise Guide 7.13, 実行時のエラーに対するアクション

EGで良くある問い合わせで、エラーが発生したときにプロセスフローの実行を中断したいという要望がありました。EG7.13で改善されていて、プロジェクトのプロパティで停止させることができます。実行の順番をリンクで紐付けしたときに、リンクが切れて自動レイアウトで並びが崩れてしまう問題を回避できます。
プロジェクトのプロパティ画面

2017年7月4日火曜日

インコを早く寝かせよう

鳥の話題です。
言いたいことはタイトルの通りで、もし具合の悪い鳥さんならば早めの時間に暗くして寝かせましょう。すべての症状に効くとまでは言いえませんが、試す価値あると私は考えています。
「鳥は人間の生活リズムに合わせて良い」という意見
昔、一羽のインコがオエオエと吐き戻すことが多くなり、都内でも有名な鳥専門医のところで薬を処方してもらいました。そのお医者さんは「鳥は人間の生活リズムに合わせて良い」とおっしゃっていたのですが、あまり症状は改善されませんでした。

「早めに寝かせた方が良い」という意見
個体差あって身体の弱いインコもいると半ばあきらめていたところで、別なお医者さんから「早く寝かせてみてください、夕方5、6時くらいには暗くして」というアドバイスをもらいました。えっ、インコ界隈では有名なあの先生が言っているのと違うと思いつつも、早めに寝かしつけるようにしたところ、ばっちりと体調が良くなりました。

体調がよくなってからは、午後7時くらいには寝かせるようにしました。もし帰宅が遅くなった時には明るくしないで暗いままで水変えて、餌を足してすぐに寝かせています。

生活が不規則で、夜遅いという方もいるのはあるかと思います。1日1回は鳥と触れ合う、放鳥の時間が大事だという意見もあります。でも具合が良くないのであれば、放鳥の時間を朝にずらして、夜はたっぷり寝かせること試してみてください。