SAS9.4のインストール・構成は、手順書が合っても失敗することが多く、改善が必要と感じる。マニュアルには説明あるが、勘所として役立つオプションは埋もれている。ということで、私が独断で選んだベストプラクティスを挙げてみる。
- インストール、構成とHOTFIX適用には必ず応答ファイルを使うこと
- コンソールモードを使い実行のログ、応答ファイルをエビデンスとして保存
- -console と -partialprompt の利用を推奨
- Depotはお客様のDepotとライセンスを使い、サイト番号を合わせる
- 必要なパッケージやカーネルパラメータの確認はスクリプト化する
- 細かすぎる手順はオペミスを誘発するのでスクリプト化を検討
- HOTFIXをどのタイミング、どのツールで取得するか決める
- Planファイル作成ツールでどのようにプランを作ったか記録を残す
- パラメータの根拠となる資料のリンクを事前準備チェックシートに残す
- Planファイル作成ツールで作ったファイルに誤りがある場合がある
- 包括的なシステムの検証を行うならばSAS Environment Managerを使う
それぞれに理由はあるが、ここでは細かく書かない。
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